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開業1年以内にカフェは半分閉店するたった1つの理由と3つの成功のカギとは

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カフェを取り巻く環境

カフェを開業してみたい!
と安易に思ってみて、勉強してみました。

全国にどのくらいカフェがあるかというと、、、、

何と7万店舗と言われております。

全国にあるコンビニエンスストアが5.5万件なのでその多さがよくわかると思います!

 

そして、
年間、どのくらい新規開業があるか??

3000店舗です!

 

新規参入はやはり多いようです
このままでは、日本中カフェだらけになってしまう??

 

いえいえ。

 

次に恐ろしい数字。

1年間で閉店するカフェ、閉店率

、、、、50%!!!!

 

何と3000店舗オープンしても
1500店舗しか生き残れません。
そして、2年、3年、、、と続けていける店舗はさらに少ないことでしょう。

 

ではなぜ、閉店してしまうのか??
その一番の理由は??

 

開店準備不足

 

シンプルにコレなのです。

 

ちなみにカフェでの勤務経験者は開業者のうち
たったの15%
しかいないのです。

つまり
未経験者がノウハウもなく準備不足で飛び込むから失敗してしまうのです。

でも、開業するくらいだからいくら未経験者といえども
好きなカフェ巡りをしたりするようなカフェ大好き人間であろうかと思います。

 

??
それってつまりサッカーボールも蹴ったことないのに、
スポーツバーでサッカーワールドカップ観戦して
「うえーーい!」とかノリに任せて楽しんでいる人と同じですよね。

 

やはりこれではうまくいくわけがありません。

 

カフェ開業を取り巻く環境がいかに厳しい事かお分かりになりましたでしょうか。

 

経営が軌道に乗っているカフェ、3つの特徴

ではどのようなカフェが継続して運営されているのか。

 

その1
コンセプトがしっかりしていること

シンプルながら重要なことです。

・本格コーヒーが楽しめる

・おしゃれな環境でゆったりとした時間をすごせる

・路線はずれますがメイドカフェ。猫カフェのようにニッチなファンが集まる

・世界の国々の雰囲気や趣味を前面に押し出した店内

 

 

など、ぼんやりと「なんかいい感じ」でなく
エッジが効いている方が商圏が広くなったり、コアなリピーターに恵まれます。

 

カフェは駅前など立地がいいと時間つぶしや集合場所として使われることが増えますが、
なかなか物件が空かなかったり、家賃も高くなってしまいます。

 

コンセプトを濃くすることによって
遠くから目的として来店して下さるお客様や
リッチの悪さもものともしなかったり、
その珍しさからメディアの取材を受けることもあり
成功につながる可能性も高まります。

 

その2
看板メニューがあること

これによりお客様が店を決める際に選択する大きなポイントとなります。

 

・自信のあるおいしいメニュー(ドリンク、フード、スイーツ、、、)

・インパクト重視!見た目が華やかで、インスタ映えしそうなメニュー

・地元素材や輸入食品など希少性の高いメニュー

・少量多品目なメニューは女性受けが良くなる

・デカ盛り、高いけどゴージャス、手土産にちょうどいい物がある

 

大手でいうと
サンマルクカフェの 「チョコクロ」
コメダの 「白ノワール」
などがいい例
だと思います。

 

その3
収益源が多様であること

カフェでコーヒーを飲む。
500円で1時間を過ごしていただく。
10人で5000円
100人で50000円
、、、なんて計算していると大丈夫かな?
と素人ながらも不安になってしまいます。

 

成功している、あなたの大好きなカフェを想像してみて下さい。

 

 

★小売りもしてませんか?

・ちょっとしたプレゼントになるカワイイ雑貨がありませんか?

・こだわりのコーヒー豆が売られてませんか?

・店のロゴが入ったマグカップやトートバッグが売られてませんか?

 

という様に、ついで買いが収益につながります。

また、近所の手作り雑貨店などとコラボして
商品を置くスペースを間貸しするようなビジネスモデルもあります。
このケースは商品が売れようが売れまいが固定的な収入を得られます。

 

★おいしいコーヒーの淹れ方講座や
お菓子作り教室など開催されてませんか?

もちろんそれ自体が収益に貢献するとともに
お客様との距離もグッと近くなりリピーターも増えるはずです。

 

 

★スペースの有効活用

・店舗でお客様が少ない時間帯をレンタルスペースにしてしまう

・地元の集まりや、演奏や子供体操教室などの場として使っていただく

・地元の方の絵画、陶器など芸術作品の個展の為に貸し出す

・駐車場があれば移動販売車を置く。自前でテイクアウト用や他店コラボ

 

このようにうまく経営されているカフェには様々な工夫や努力があるのです。

 

まとめ!

・カフェ開業は非常に厳しい環境であり、閉店率は50%!


・失敗者の多くは単なる「準備不足と未経験者参入」


・うまくいっているカフェは収益源が多様化している

 

次回は実際にカフェを作るにあたっての準備の話をまとめたいと思います。

環境編はこれでおしまい。

 

ありがとうございました。

 

(トミコ)

-その他

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