カーネギーってどんな人?
アメリカ最大手の鉄鋼会社USスチール
その前身の企業を興した「鉄鋼王カーネギー」
彼の著書・人を動かすは世界で1500万部以上売り上げられ、
1937年以来 80年間も読み継がれる名著です。
21世紀版にとカーネギー協会が発行した
人を動かす2:デジタル時代の人間関係の原則 に迫ります。
人付き合いの三原則
①ブーメランを埋める …批判、誹謗中傷は投げた者のもとへもどってくるもの
②美点を肯定する …意外と他人の美点を否定的や冗談を交えて周りに伝えていないか
③強い欲求を起こす …人の行動は心の欲求から生まれるもの
人に好感を持たれる六原則
①相手の関心事に関心を持つ
②笑顔を忘れない
③名前を呼ぶ
④話を聴く
⑤相手にとって重要なことを話題にする
⑥他人をちょっと幸せにする
信頼を築く十原則
①議論しない …議論して得るものはお互いに自分は正しいという考えが深くなるだけ
②「あなたは間違っている」と決して言わない
③間違いを潔く認める
④親しみを込めて話しかける
⑤共感を得る
⑥手柄をゆずる …単なる成功者から他人を成功者に導く者となる
⑦人の身になる
⑧気高い精神に訴える …皆、心の底では理想主義者である。それを行動の動機とする
⑨物語を共有する …自分の話をしないと相手自身の話も聞けない
⑩対抗意識を刺激する …鉄は鉄に研がれるように、人は人に研がれる
人を変える八原則
①まずほめる
②自分の過ちを話す
③過ちは穏やかにたしなめる
④命令せず、質問する
⑤恥をかかせない
⑥褒めて伸ばす
⑦名声にこたえさせる
⑧共通の立場でつながる
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ビジネスマンはもちろんのこと
スポーツチームのキャプテンや学生ならば生徒会の方など
リーダーに就く方であれば参考になる一冊であると思います。
最近の流行りのマネジメント本やHOWTO本、自己啓発本は見栄えがいいです。
しかし、80年間以上読み継がれるものがベースであること。
その意味をもう一度考えられてみて下さい。
きっとそれは倫理観の根幹でないかと思います。
(カネコ)